手術室看護師のオペ看記

今更聞けないこと、気になった事を調べてみる。あと雑記。ダイエットの事。

病院機能評価ってご存じ?

数年前にやってた病院機能評価。

あれって結局何だったのか。調べてみる。

この記事は下っ端Ns.のかなり偏った考えとなっております。ご了承ください。

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 目次

 

知名度・・・?

病院機能評価。医療従事者なら耳にする機会はあるだろう。

問題は、患者側だ。知っている人がどれだけいる事か。

テレビやインターネット上で知る機会など皆無。病院でもしかしたらポスターを見かけるかもしれないレベルじゃなかろうか。

 

病院機能評価とは

  以下、公益財団法人日本医療機能評価機構のホームページから引用。

 「病院機能評価は、我が国の病院を対象に、組織全体の運営管理および提供される医療について、当機構が中立的、科学的・専門的な見地から評価を行うツールです。当機構は、病院機能評価を通じて、病院の質改善活動を支援しています。」

  

 

 公益財団法人日本医療機能評価機構

 以下、日本医療機能評価機構 - Wikipediaから引用。

医療の質に関する日本の公益財団法人である。「医療機関の機能を学術的観点から中立的な立場で評価し、その結果明らかとなった問題点の改善を支援する第三者機関」として、1995年に設立された。

なるほど、第三者の厳しい目で病院を評価するというやつだ。

 

実績

2018年度末時点で審査・認定を受けているのは2,180病院であり、全国の病院の約26%に留まる。その後も日本医療機能評価機構の認定を受ける病院の数は伸び悩み、新たに審査を受ける病院が減少する一方で、認定の更新を見合わせる病院も増加しており、認定病院の数は2009年度の2,574病院をピークに減少し続けている。この背景として、財団の審査・認定を受けることが直接病院の増収にはつながらないこと、また、受審のための作業負担が過大であることなどが指摘されている。

 

認定病院が減り続けるワケ

たぶんこれが理由その1

 審査料が高過ぎる。病院の規模・機能によって、受診料が変わる。

「地域医療を支える中小規模病院」で一番安く120万円(税抜き)。

「特定機能病院、大学病院本院等」で450万円必要。

 

たぶんこれが理由その2

5年毎の更新が必要。更新というか再審査である。5年に一度、上記の金額を上納するのだ。

 

たぶんこれが理由その3

上のwikipediaの文章にもあるが、審査・認定が病院の増収に寄与するわけではない。機能評価に受かろうが、患者には関係ないのだ。

「認定受けてるからこの病院行こう」とはならないでしょ。

 

たぶんこれが理由その4

 これも上にあるが、受審のための作業負担が大きすぎる。主に中間管理職の皆さんが。

上から、「あのマニュアル直せ」だの、「あの項目周知しろ」だの、「あそこ整理整頓しといて」だのと、とにかく仕事が増える。毎日サービス残業お疲れさまでした。

 審査期間が終わったら元通り。苦労も水の泡。

 

たぶんこれが理由その5

 患者記録の審査ももちろんある。

しかし、ランダム抽出でなく、病院側が選んだカルテを審査に出す。つまり、ほんの数名のカルテを完璧にしていれば乗り切れるのだ。

協力的な医師の患者を選び、優秀な受け持ちをつけ、記録を抜けのないように徹底する。手術室スタッフにも該当患者であると情報が入り、その患者の記録だけは完璧に仕上げる。

これに何の意味があるのか。

 

認定を得た結果得られるもの

当院は認定病院です、という「ありがたい認定証」。やったぜ。

 

 現場で働く者として

 色々書いたが、メリットは一切感じない。無駄に仕事が増えただけ。

 上層部の自己満足でしかないと思っている。

 

おわりに・・・

 日本医療機能評価機構とかいってるけど、どうせ厚生労働省天下り用組織だろ。

知らんけど。

 

以上。