手術室看護師のオペ看記

今更聞けないこと、気になった事を調べてみる。あと雑記。ダイエットの事。

コロナで変わったこと10選 手術室の場合

緊急事態宣言も解除され、元のペースに戻るかと思いきや、第2波の影がニュースみてるとチラホラ。ここらで一回、コロナの影響で変わったことをまとめてみる。

 

1、暇

外来も半分くらいに減ってると聞いたが、手術室もすごい暇。不急の手術はお断りになったためだ。悪性腫瘍の手術はどの科もやってる。いわゆる「手遅れ」になっては困るから。整形外科は骨折ばかりでスポーツ系の手術がなくなった。靱帯再建とそういうの。みんな今スポーツできないからケガしないらしい。

暇なせいで、1日2人位順番に年休ついてる。ほぼ毎日定時で帰れる。病院の稼ぎ頭である手術室がこれだとボーナスに不安が・・・。

 

2、ディスポ製品のリユース

一部単回使用の医療材料を再滅菌してリユースするようになった。医療材料って海外製のが多いのね。硬膜外麻酔セットはチリ産だったらしく、物が入ってこないから別の製品に変わった。他にもチラホラ不足する予告の物品があった。ビデオ喉頭鏡のブレードとか。

 

3、滅菌ガウンなくなるぞ問題

「このままいくとほんの数か月で滅菌ガウンがなくなります。」とのお達しが。滅菌ガウンないと手術できないから深刻である。できる手術は滅菌手袋だけでしてもらったり、むやみにガウンを出さなくなった。使わなかった物は再滅菌するようになった。

 

4、機械だし看護師の休憩めっちゃ遅いかめっちゃ早いか

上のガウン問題の関連で、機械だし看護師の休憩交代を渋るようになった。できるだけガウンを消費しないように、途中で交代しない。つききる。手術始まる前に休憩入るか、すべて終わってから休憩入るかの2択。ゆえに、めっちゃ早いか遅いかになってしまう。

 

5、全身麻酔は全例RSI

眠らせたらマスクで陽圧換気しない。コロナの有無は関係ない。無症状でも持ってるかもしれないから。故に全例RSI。陽圧喚起して返ってきた息でコロナ撒かれるかもしれないから。抜管時は、静かに抜管。ゴホゴホさせてはいけない。麻酔科の腕が試される瞬間である。あと抜管前に患者の頭にスッポリとビニール袋をかぶせてた。

 

6、挿管・抜管時、麻酔科医はフル装備

麻酔科はゴーグルにN95マスク装備で手技にあたる。N95マスク足りなさ過ぎて看護師にはあたらなかった。抜管の時は看護師ちょっと離れてる。離れたところでエアロゾルは防げないから意味ないけど。口腔内とか上気道を触る手術の時のみ看護師にN95マスクがもらえた。

 

7、3密回避のためカンファレンス・会議すべて中止

院内すべての会議が中止となった。コロナ対策会議は別として。カンファレンスもできない。連絡・情報伝達はメールで。

 

8、PPE使いまわし

滅菌じゃないガウンは使ったら洗浄・乾燥させて再利用。気管支ファイバー使うときとか着るやつ。今まで1日1枚で交換してたアイシールドもずっと同じの使い続けてる。洗ってるけど汚れが目立つ。病棟なんかではマスクですら1週間同じの使えとお達しがでている。手術室はさすがに1日1枚が許されているけど。

 

9、休憩室のレイアウト変更

これまでテーブルを囲むように配置されていたソファー。向かい合うのが良くないというので、外来の待合みたいな配置に。みんな同じ方向に向いて配置。1つのソファーに1人だけ。意外にこの配置好き。

 

10、休憩室の住人増える

手術が少ないから麻酔科もあぶれている。おかげで暇してる麻酔科医が休憩室の住人に。年休とればいいのに。

 

思いついただけ書いてみた。以上。