手術室看護師のオペ看記

今更聞けないこと、気になった事を調べてみる。あと雑記。ダイエットの事。

【低容量ピル】飲んでると、手術出来ません。

厳密に言うと、局所麻酔は問題ない。

全身麻酔は出来ない。ピル飲んでると血栓ができやすくなるからだ。

 

血栓の何が問題か。血栓とはいわゆる血管内にできる血の塊だが、それが肺で詰まると呼吸できなくなって、というかガス交換できなくなって最悪死ぬ。血流も止まるので血圧下がって最悪死ぬ。頭で詰まると脳梗塞で最悪死ぬ。とにかく血管が詰まるのがよろしくない。血流がなければ人間の体・組織は死ぬのだ。

 

なぜ全身麻酔ができないか。全身麻酔にかかると人は動かなくなる。筋収縮が全くなくなるわけなので、血液の流れが悪くなる。血栓ができやすくなる。

 

ただでさえ血栓リスクがあるのに、さらにリスクを重ねたくないわけだ。

婦人科で手術延期になる理由第2位に入りそうな、ピル内服。(第1位は急な発熱。たぶん)ちょくちょくそうやって中止になることがある。確か手術日の2週間前から内服中断しとかないといけなかったはず。

 

ホリエモン氏が「低用量ピルで女性の働き方改革」とか何とかで話題になってるのを見かけた。ピルってあんまり知らんなと思って調べてみる。

 

エストロゲンプロゲステロン、二つの女性ホルモンが含まれており、これを飲むことで、体内からの分泌が抑制、排卵が起こらなくなる。また、子宮内膜が厚くならなくなるので着床しにくくなる。子宮頚管の粘液が変化することで精子の侵入を阻害する。結果、妊娠しなくなる。ということらしい。

 

正直、避妊目的程度でしか認識なかったけど、ほかにもメリットは多いそう。

生理痛軽減、生理前のイライラ・不調の軽減、子宮内膜症予防、卵巣がん・子宮体がん・大腸がんリスク低下、ニキビの改善etc...

なんかいいことばかりじゃないか。でも子宮頸がんのリスクが上昇するとWHOが指摘しているそう。そっちはリスク上がるのか。

実際副作用も多いみたいなので合う合わないで左右されそうね。

 

以上。